
11月4日(日)、歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎(昼の部)」を観劇して来ました。
この日、11月4日はイヤホンガイド創立30周年で、イヤホンガイドを借りたら記念のお花をくださいました。最近は、借りたり借りなかったりするのですが、とても楽しく為になるイヤホンガイドさん、これからもどうぞよろしくお願いします♪
さて、昼の部の演目「伽羅先代萩」は生やテレビで何度か観ているものの、竹の間の場、御殿の場、床下の場くらいしか観たことがなく、今回の通しをとても楽しみにしていました。
それなのに!!!チケットを取る時に、何か勘違いをしたのか何なのか、花道の見えない…しかも西列という、とんでもない席を押さえていた私。我ながら、詰めの甘いヤツです

舞台の奥の方は見えにくいは、役者さんの背中ばっかり見えるは、花道は声はすれども姿は見えずで、想像力を鍛えられました(笑)
それでも、刃傷の場まで観終わった時に、とても満足な気分だったのは、舞台そのものが素晴らしかったってことですよね。。。
配役と感想を場ごとにまとめました。
一、通し狂言 伽羅先代萩
花水橋/竹の間/御殿/床下/対決/刃傷花水橋 足利頼兼:福助
絹川谷蔵:歌昇
物語の導入部分にこんなに絵になる場面があったとは。。。廓通いに没頭する頼兼(福助さん)ですが、上品で弱そうなのに実は強いという、出来すぎな人でした(笑)
竹の間・御殿 乳人政岡:菊五郎
沖の井:三津五郎
松島:秀 調
小槙:右之助
鳶の嘉藤太:弥十郎
栄御前:田之助
八汐:仁左衛門
私の中では“お笑い専門”のイメージが強い菊五郎さんですが、温かくて芯の強い乳母と母の姿が素敵でした。菊五郎さんも、ちゃんとなさるんですね。。。って失礼な(笑)
そして、鶴千代と千松の子役さんのなんとかわいいこと!飯炊きの場を観てみたかったです。。。
そして、仁左衛門さん演じるいじわる〜い八汐は憎々しいけれどもどこか憎みきれない可愛らしさの残る女性でした。
三津五郎さん演じる沖の井は上品な“できる女”という感じで魅力的でした。
田之助さん演じる栄御前も、悪くなりきれない、ある意味幼さのある女性に思えました。
いろんなタイプの女性が登場しますが、「私はどなたにも似てないなぁ」なんて思いながら楽しみました。
床下 仁木弾正:團十郎
荒獅子男之助:富十郎
仁木弾正が不敵な面構えで無言で花道を引込むのが見せ場というのに…観えない。ホントに、私って、あほ(涙)
團十郎さん演じる仁木弾正に釘付けになっている1等席の観客のお顔を観て、さぞすばらしい風格なのだろうなぁと想像できました。
対決・刃傷 細川勝元:仁左衛門
渡辺外記左衛門:段四郎
渡辺民部:友右衛門
笹野才蔵:門之助
山中鹿之助:権十郎
山名宗全:芦燕
仁木弾正:團十郎
物語自体にちょっと無理がある感じですが、裁きの行く末をどきどきしながら楽しみました。あのいや〜な八汐からがらりと変わって、とても若々しく素敵な細川勝元になって登場した仁左衛門さん、観客騙しすぎですよ(笑)
床下で妖術をつかった仁木弾正があっさり裁かれ、恨みを刀で晴らそうとする様子が、なぜか不思議に感じるんですよね。床下の場だけが不思議なはずなんですけれど

最後、段四郎さん演じる渡辺外記左衛門が深い傷を負いながらも仁木弾正を討ち、細川勝元と共に喜ぶ場面がとてもよかったです。あのあと、薬草は効いたのかしら…。
歌舞伎座では10年振りの通し上演の「伽羅先代萩」は見所満載で大満足でした!
そして、ちょっと真剣に観て疲れちゃったので(汗)、これにて昼の部は退散。文明堂でおやつしました。三津五郎さん、すみませんっ!
文明堂の「タルトマロン」美味しかったです♪

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