12月17日(日)に観劇してきました歌舞伎座「十二月大歌舞伎」の夜の部の感想です。
一、神霊矢口渡 頓兵衛:富十郎
新田義峯:友右衛門
うてな:松也
六蔵:團蔵
お舟:
菊之助今年1月の松竹座で初めて観て、素晴らしくおもしろかった演目なのですが、その時の感動があまりに強すぎて、今月の顔合わせには物足りなさがいっぱいでした。
楽しかった方はココから先は読まないでいただきたいのですが(汗)…華のない義峯、迫力に欠ける頓兵衛、インパクトのない六蔵、洗練されすぎた美貌のお舟…この物語自体のおもしろさを無視してませんかぁ;;
二、江戸女草紙 出刃打お玉 お玉:
菊五郎 おろく:
時蔵 どんでんの新助:友右衛門
おかね:萬次郎
三井平之助:権十郎
僧宗円:亀三郎
おふさ:松也
茶屋女お金:歌江
居酒屋甚五郎:市蔵
桔梗屋伊兵衛:右之助
近江屋与兵衛:家橘
森藤十郎:團蔵
広円和尚:田之助
増田正蔵:梅玉
こちらは文句なくおもしろかったです!
菊五郎さんのお玉が、優しくて、頼りがいがあって、イヤミのないユーモアがあって、とってもチャーミングでした。
若い時のお玉はもちろん素敵でしたが、28年後の老けちゃったお玉だって、その真の可愛らしさはそのまま。それが分からないアホな正蔵に腹が立って、私までちょっと悔し泣きしちゃいました。最後の「正蔵さんはなんで斬るのをやめさせたんだろう?」(台詞うろ覚えです;;)のとつぶやいたお玉の表情は、正に乙女の表情でしたね。。。
それから、28年後のおろくも、シャキシャキとしながらも、年齢なりにどことなくドテドテと重たい感じで歩いているのがおかしかったです、
時蔵さん、芸が細かい(笑)さすがです。
これは私もとても感動したのですが、別の日に観劇した母も「“
出刃打お玉”を観たら、なんだか元気出てきちゃった!」と喜んでいました。ふふふ。。。お玉さん、ありがとう♪
三、新歌舞伎十八番の内 紅葉狩 更科姫 実は 戸隠山の鬼女:
海老蔵 山神:尾上右近
侍女野菊:市川ぼたん
腰元岩橋:亀蔵
従者左源太:亀三郎
従者右源太:市蔵
局田毎:門之助
平維茂:
松緑なかなか迫力のある、オペラ座仕様の「紅葉狩」でした。…たぶんそのつもりの演出なんだと思って観ましたが、どうなんでしょうねぇ?外国人さんには、あれくらいパァーーーーッとした方がウケるでしょうね(笑)
尾上右近くんは声変わり中かな?踊りは本当に上手ですよねー。観るたびに、感心させられちゃいますよ。。。
海老蔵さんの妹のぼたんさん…。
先月の演舞場にしておくか、ちゃんとご挨拶をいれるかすれば、もう少し良い印象であったと思うのですけれど。正直、「ちょっと、ちょっと、どさくさに紛れて何しよっての?」という気もしないではないですが、可愛らしかったので、まぁ良しとしましょうか(笑)

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